2006.1.29 ブロス・ミーティングに参加

 

今日は、日曜日。

いつものように、朝から仕事に行くべく支度する。

ただ、いつもと違うのは…4輪ではなく“カタナ”での出勤。

そう、今日は、仕事が終わったその足で、宗像大社である“ブロス・ミーティング”に参加する為だ。

 

職場では、仕事が終わる時間が気になる。

いつもなら、13時には終わるのに、今日にかぎって…。

間に合わないかも…しかし、一応、俺も社会人。

仕事を放り出して行くことは出来ない。

結局、仕事が終わったのは、いつもより1時間半も遅い14時30分だった。

もう、終わっているかもしれない。

そう思いながらも、バイクに跨り走り出した。

R3は、比較的流れも良い。

しかし、4輪の流れにのって走るほど、俺は、まだ人間が出来ていない。

片側2車線の道を、4輪の間を縫いながら先を急ぐ。

進むべき方向からは、ブロス・ミーティングに参加して来たと思われる“バイク野郎達”が走ってくる。

「やばい、急げ!」

しかし、それとは反対に、「事故を起こさないよう、気持ちに余裕を!」と自分の中で、二人の声がする。

 

宗像大社に到着すると、どこから集まったのか、たくさんの“バイク野郎達”で駐車場はいっぱいだった。

人とバイクの間をゆっくり進むと、一人のライダーが、俺を手招きする。

ツーリング仲間のオスギさんだ。

手招きされた方に進むと、そこには他にも数名のツーリング仲間がいた。

有難い事に、皆が俺の到着を待っていてくれたのだ。

 

“ブロス・ミーティング”では、愛車と一緒に写真を撮ってもらい、それが雑誌に掲載される。

それが、今日のお目当て。

早速、用紙に、名前・住所・バイク名などを書き、愛車と共に列に並び、スタッフに写真を撮って貰う。

その後、参加者全員で安全祈願をするのだが、仲間達と一緒に“プチ・ツーリング”に行くことにする。

 

エンジンもまだ冷めないうちに、宗像大社を後にする。

若宮方面に走り出した俺達は、乾いた空気の中に、自分達の排気音を響かせる。

車も少ない田舎道は、4人共気持ちよくバイクを走らせる事が出来た。

若宮からは、遠賀に抜ける道を選んだ。

この道も見通しがよく、走りやすい道だ。

しかし、時々“ネズミ捕り”をしている道でもある。

気持ちは、もっとアクセルを開きたいのだが、もう一人の自分が…。

結局、もう一人の自分が勝って、仲間達の後ろを、ながして走り抜けました。

 

ほんの僅かな時間の“プチ・ツーリング”。

しかし、これもツーリング。

仕事が長引いたストレスも、バイクに乗れば吹っ飛びます。

“バイク乗り”とは、単純な生き物なのか…

 

by 桑っちょ


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