2006.5.28 小国町・三昧ツーリング

バイクには乗っているが、最近は、時間に制約を受けた中でのツーリングばかり。

ここら辺で、一日中のんびりと…そう思い出していた。

そんな思いに、仲間を数名巻き込んでのツーリングが、今回のツーリング。

題して、“三昧ツーリング”。

巻き込まれた奴は、ZRXに乗るタカさんとキンコさん。

それでは、ここに報告書をまとめてみましたので、ご覧下さい。

 

早朝6時30分に起床。

前日の夜が遅かった為、起きられるかどうかが心配だったが、ツーリングとなると不思議と目が覚めるようだ。

僕を含め3人とも、遅刻せずに集合場所に集まった。

今回、僕の相棒は“ナナハン刀”。

じつは、前日にプラグケーブルとプラグの交換をしていたのだ。

はたして、こいつの走りは、どのように変わるのだろうか、これも今回のツーリングの楽しみの一つでもあった。

 

3人揃って、小石原に向け走り出す。

遠賀川沿いを走ると、急に黒い雲が空を覆い被さり雨が降り出してきた。

天気予報では、“曇りのち晴れ”の筈だが…。

きっと、空の神様の悪戯だろう…3人は、天気予報を信じて先を進むのでした。

小石原までの道を、3台のバイクは快調に走る。

カタナのエンジンも、気持ち、いつもより良い感じのようだ。(イリジウムプラグの恩恵か?)

 

小石原に着いたら、温かい缶コーヒーで雨に濡れた身体を温める。

そう、相棒二人はメッシュジャケットを着て来た為、空冷メッシュが水冷メッシュに変わり、オーバークルーになっていたのだ。

小石原からは、いつものように宝珠山を越え、日田からファームロードに入る。

今日のファームは、日曜日なのにバイクが少ない。

こんな天気の日に走りに来る奴らは、俺達くらいなのだろう。

お陰で、マイペースで気持ちよく走れました。


一本目のファームロードを走り、七曲峠の岡本豆腐店を越え、二本目のファームロードに入る。

そして、黒川方面には行かずに真っ直ぐ走り、“岳の湯”まで走りました。

じつは、今回の目的の一つに、岳の湯にある“白地商店”の蒸し鶏定食を考えていたのです。

蒸気で蒸した鶏肉に、野菜と果物を27種使った自家製タレで仕上げた「蒸し鶏」は、柔らかい食感でとても美味しかったです。

その後、ここの貸切露天風呂に入り、冷えた身体を温めました。


温泉に浸かった後、第二の目的地“鍋ヶ滝”を目指して出発する事に…。

この滝の場所は、地図で見ても場所が良く分からず、白地商店の方に大体の場所を聞いて行きました。

ファームロードを黒川方面に進み、小国方面に向かう。

少し戻る感じだが、道を楽しむのもツーリング。回り道でも良いじゃないか!楽しいのだから…。

R442を黒川方面に進み、“道の駅 小国”からR387で津江方面に進む。

鍋ヶ滝の場所は、黒淵と言う地名の所にあるらしい。

細い道に、“黒淵”の文字が…「この辺を入ってみようか」という事で、3台のバイクは、車が離合出来るか出来ないかの細い道を入っていく。

先を進むが、滝がある風でもない。

「やっぱり、違うんじゃない!」という事で、引き返すことに…。

そして、また新たなる細い道を入っていく。

この道も先に進むにつれて細くなり、田んぼの畦道に…。

近くで農作業をしている方に道を尋ねると…全然違う所を走っている(やっぱりね!)


教えて貰ったとおり進むと、ちゃんと“鍋ヶ滝”の看板が立っていた。(めちゃめちゃ、わかり易いじゃん!)

看板の表示通り進むと、鍋ヶ滝の看板と小さな駐車場が見えた。

バイクを駐車場に止めて、滝のある方に歩いていく。

滝の音が段々と近づくと、写真で見た通りの滝が視界に入ってきた。

それ程大きくない滝だが、この滝の特徴は、滝の裏側に回れる事なのだ。

裏側から、落ちてくる滝のカーテンを通して見る風景はどんなものなのだろう。

ひんやりとした滝の裏側に回る。そして、暗い滝の裏から見える明るい景色は…なかなか良いものでした。

(後で教えてもらったのだが、この滝は、松嶋奈々子が、お茶のCMで使った場所なのでした。)

 


滝を楽しんだ後、第三の目的地“山水亭”に向かうことにする。

R387から、R212を阿蘇方面に進む。

R212をしばらく走り、県道40号を満願寺温泉方面に進む。

この道を進めば、産山に行く筈。

しかし、道がだんだん狭くなっていく。

「もしかして、また間違えたか?」

一旦、引き返し、R442に出て“瀬の本”に進む事にする。

瀬の本からは、やまなみハイウェイを阿蘇方面に進み、県道40号を産山に入る。

“池山水源”を目指して進むと、左側に“山水亭”がありました。

この山水亭は、オムライスが美味しいと評判の店。

先ほど食べた蒸し鶏定食が、まだ消化されてはいなかったが、欲張りな3人は、迷わずにオムライスを注文。

出てきたオムライスは、結構デカイ。(普通サイズなのかもしれないが、デカク感じる)

しかし、上にのっているオムレツを割ってみると、フワッとした卵が広がり…スプーンですくって食べると、「美味い!」。

腹いっぱいで、食べられない筈だったのに…見事に完食。噂通り、美味しいオムライスでした。


会計を済まし、タンクの上にお腹を乗っけて帰る事にしました。

帰り道は、九重に抜ける道を選びました。

九酔峡を抜けて九重へ、その後、R210で玖珠に進みました。

玖珠では、豊後森機関庫跡に立ち寄り、3人で写真を撮ってきました。

そして、山国、英彦山と進み、北九州に戻りました。

 

今回のツーリングは、久しぶりに温泉に浸かって、美味しい物を食べ、初めての場所を訪れたツーリングでした。

いつも通り過ぎるだけの小国町を堪能したツーリングでした。

たまには、こんなのんびりとした時間を楽しむツーリングも良いのでは…そう思うのでした。

 

by 桑っちょ


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