家族でツーリング?

 

平成14520日 日曜(晴れ)

今回は、Bike Brosの写真撮影に緊急出動を決めた。

子供たちも学校、幼稚園、保育所が休みな為、連れて行かなければならない。

結果夫婦では走れない事になる。

話し合いで、やっこがモンスター(M900)で出走する事になった。

M900を最近、バージョンアップ(タコメーターを取り付けただけ)した為だ。

M900は空冷2気筒900cc。ドカティの中で唯一のネイキッドバイクだ。

マフラーをテルミニーニョに変えている為、太鼓をたたく様な物凄い音を出す。

実際、2歳の花奈(ハナ)が、出発前のアイドリングをする為エンジンをスタートさせたとたん、「こわい」と言って走って逃げたほどだ。

このバイクについて行く車は、チャイルドシート付きの、黄色いマーチだ。

マーチは、水冷4気筒1000ccのツインカムエンジンを持つ日産が誇るタウンスモール車だ。

今回のドライブがたぶん最長のドライブになる事だろう。高速走行が少し心配だ。

朝、起きてから支度をした為、午前10時の出発になる。

各自、温泉に入る用意はしたようだ。

九州自動車道 古賀ICから高速に乗り、南関ICまで走る。

途中、須恵PAから山川PAまではフリー走行にする。

靖子は、須恵PAを勢いよく飛び出し、あっという間に見えなくなった。

マーチは、スピードがのるまでに時間がかかり、100kmから先がなかなか伸びない。

走行車線を90kmくらいで走っている軽自動車を、なかなか追い越せないのだ。

追い越し車線にレーンチェンジしたら、気持ちばかりが先にいって、車はなかなか走ってくれない。

自然に身体が前のめりになりハンドルを持つ手に力が入る。(帰ったら、妙に肩こりがひどかった。)


南関ICを出てからR443山鹿市の方面に向け走る。南関から、菊地に向け走るのは今回初めてなので、途中何回も地図で道を確認する。R3に出た後すぐR325を菊地方面に向けて走る。

写真撮影の会場は、このR325沿いの水辺プラザかもとだ。途中数台のバイクとすれ違う。

目的地はすぐ近くのようだ。

水辺プラザかもとは小さな川と川の間にあった。とても綺麗な建物があり、会場は駐車場の脇にある本来は川沿いの遊歩道なのだろうか、一段高くなった所だ。

そこには、すでに何十台かのバイク(50ccからビックバイクまで)がずらりと整列していた。


やっこはその列の一番端にとめ、撮影の為の用紙に記入をする。

今回は家族全員で参加したので、皆で撮ってもらう事にする。遊びに夢中になり走り回っている子供たちを呼んで、モンスターを前にして「ハイ・チーズ」。かわいい子供たちと一緒なのだ、きっと編集する時は一回り大きいサイズで載せてくれるだろう。発刊が楽しみだ。

お土産に、Bike Brosのステッカーを2枚もらった。

しばらく、他のバイクを眺めたり、子供たちと草すべりをしたりして遊ぶ。

結構、ヤンキーバイクも来ている。普通に楽しくツーリングしている方が面白いだろうにどうして、空ふかしをして走るのだろうか?理解に苦しむ。

ふと気がつくと、孝拓(タカヒロ)が、知らないホンダX4に乗ってきた年配のライダーと一緒に、小川を一生懸命覗いている。カエルを見つけたようだ。

(この時点では今日の主役になるとは思いもよらなかった孝拓です)


沙若(サワカ)ねえちゃんを呼んで、今度は3人で覗いている。

知らないふりが出来なくなり、俺も行ってみる。

カエルが2〜3匹、川の中にある草の上を飛び跳ねている。沙若はこの小川を飛んでまたいで、カエルを見ている。この沙若の真似をして孝拓も飛んでまたいでいる。何となく心配だなと思った瞬間、孝拓が足を滑らせ、川にはまった。

着ていた洋服は、ずぶ濡れになり、本人は情けなさそうな顔になるわで、やっこと大笑いした。

(孝拓の談:お姉ちゃんが悪い)


温泉に入った後に着るパジャマと下着は持ってきたが、着替えは持ってきていない。結局、下着を替えさせて、パジャマのズボンをはかせ靖子のTシャツを着せた。本人は物凄く恥ずかしそうに着替えていた。

孝拓の着替えが終わってから、菊池渓谷に向けて出発した。

R325からR387そして県道45菊池阿蘇スカイラインに行けは良いのだが、何回か道を間違え自信を失う。


菊池阿蘇スカイライン沿いの釣堀で、子供たちに釣りをさせる。

貸し竿を3人分借り、各自に竿を持たせ、えさも付けてやらなければならないので、大変だ。

最初に釣ったのは孝拓で、その後すぐ花奈の竿にもヒット。両手で一生懸命竿を持ち釣り上げた。

孝拓は2匹目もすぐにゲットして、終了。

なかなか釣れないのが沙若である。どうも合わせのタイミングが早いようだ。

えさに食いつくのだが、すぐにばれてしまう。

合わせのタイミングを遅らすように言うと、やっと1匹目が釣りあがったが、最後の2匹目がなかなか釣れない。えさも無くなり、しかたがないので俺が針だけで、誘いをかけて釣り上げた。


釣った魚を、塩焼きにしてもらい他におにぎりと味噌汁を注文する。

孝拓はおにぎりを3個食べ、味噌汁・魚もきれいに食べた。沙若もおにぎり2個と味噌汁・魚をきれいに食べた。花奈も珍しくおにぎり1個と魚・好物のタクアン数切れを食べた。

(大人は一個もおにぎりは口に入りませんでした。)

食事が終わった時点で4時になっていたので、ここからは来た道を引き返すことにした。

再び水辺プラザかもとに寄って、ここにある温泉に入ることにする。(すでにバイクは一台も無かった。)

ここの温泉は建物の2階にあり、入浴料は大人400円・小学生以上200円であった。

孝拓と花奈はタダだ。混浴は無かったが、ジェットバスやハーブ湯、サウナ、打たせ湯などいろいろな風呂があり、露天風呂まであった。大きな広間もあり、そこでは軽食も摂れるようになっている。

風呂から上がり、ゆで卵、ジュースなどを飲んだが、沙若はうどんを、孝拓はおにぎりを2個食べ、花奈は持ってきたミルクを飲んだ。(やっこはきっとビールを飲みたかったはず)

後は、南関ICから高速に乗って帰るだけだ。

南関ICに向けて出発するが、またしても道を間違え、結局八女ICまでR3を走る事になる。

しかし意外にこの八女までの道が良く、次回ツーリングで走ってみたいと思った。

(やっこもR3でこんな良い道があるとは…と言っていた。)

道の駅鹿北でトイレ休憩。この道の駅も綺麗な所だった。

ここで、やっこはトレーナを着込み、首から入る風除けに、花奈の紙おむつを首に巻いた。

めちゃくちゃかっこ悪いが、寒さには負けたようだ。(やっこの談:紙おむつは未使用。念の為)

八女ICから古賀ICまで、一気に走り、古賀ICを降りてからはR3をやっこと別々に走り帰路に着く。

結局、やっこは途中でガソリンを給油してきたらしく、家に帰り着いたのは、ほとんど同時だった。

今回は、子供たちと一緒だったので、ペースも何時もより遅く、距離的にも320kmくらいのツーリングだったが、とても楽しい一日だったと思う。

次回は我が愛車 BMWで走りたいものだ。       

By 桑っちょ


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