前回のツーリングでは、バッテリー不良の為、愛車「ＧＰＺ９００Ｒニンジャ」に乗れなかったが、

その後、レッド・バロンで新品のバッテリーを購入。蘇ったニンジャは絶好調だ。

今度こそ、皮ジャンとニンジャで「バロン・ツーリング」にデビューしてやる。

朝７時に、集合場所に到着。

各自、防寒対策を施して参加。Ｓ廣さんは、オーバー・パンツまで履いている。

Ｏ上さんは、前日に菊池で忘年会。今日は「菊池から追いかけてくる」とのこと。

そこまでして参加するとは、本当に、バカ・・・いや、凄い人です。

皆が揃ったところで、出発です。

今日は、唐津の呼子まで、名物のイカ料理を食しに行くツーリング。

国道３号線と２０２号線で進むだけで、ほとんど直線。

私の苦手なコーナリングは皆無だと思っていたら、

Ｆ島さんが、３号線から脇道に入り、いきなり軽いワインディング。

（まだ、路面が濡れているのにー）

どこを、どう走ったか、さっぱり分からないまま、再び３号線に戻り、香椎から小戸に進む。

小戸で、トイレ休憩。

今ペースで走りました。

年の冬は暖かい。とは言うものの、朝早くバイクに乗れば、やはり冷えます。

たくさん着込んでいるので、用をたすのも夏より大変です。

トイレ休憩の後、芥屋に向けて走ります。

Ｓ廣さんは、ウイリー・パフォーマンスを行って、出発します。

（次は、カメラを用意してからお願いします）

小戸から、今宿に進み、今宿から県道５４号線を走る。

５４号線は、海岸線の道で、景色の良い道ですが、路面はまだ濡れていて、コーナーにある白線が滑りそうで怖かったです。

実際、あるコーナーで、リヤが少し滑った感じがして、その後は、ビビリながらスロー・

芥屋からは、再び２０２号線に出て唐津に走る。

唐津で、菊池から追いかけてきたＯ上さんと合流。

ここからは、９台で呼子のイカを目指して走り出す。

呼子に入ると、道沿いに、「海の幸」を扱う店が多く建ち並ぶ。

とくに、イカの一夜干しが多いよう。観光客も大勢いて、旅の雰囲気を漂わせる。

バイクでなかったら「買って帰っても良いか」と思うくらいだ。

そして俺たちが、呼子でイカを食べに入った店は「萬坊」。海中レストランだ。

食堂が海中にあり、窓から海中の魚を見ながら食事を楽しむ。というレストランだ。

しかし、窓を覗いても魚は良く見えず、店の中にある水槽の前には、ヘルメットやら、脱いだジャケットやらを置き

なんとも、この店の雰囲気には合っていない客のようでした。

（一人でも、若い女の子がいれば変わっていたかも・・・）

注文した「イカの生き造り」はツーリング後の食事とあって、とても美味しかったです。

ただ、一緒に食べたのが男ばかり。というのが残念です。たぶん私だけでなく、みんな思っていたはず・・・。

お腹いっぱい食べたら、会計を済ませ出発です。

「三瀬・大野城・冷水」や「佐賀大和ＩＣから高速」など、帰りのルート案がいろいろ出ましたが、

「国道２０２号線・福岡都市高速・国道３号線」と進み、津屋崎を回って「レッド・バロン八幡店」で解散。

今年最後のツーリングは終わりました。

さて、皆さん。今年一年を振り返ると、どうでしょう？

事故を起こし、バイクを壊した人。

新しいバイクに乗り換えた人。いろいろあるでしょう。

その度に、出費があり、大変だったのでは・・・

私自身、憧れの「７５０刀」を増車した年でした。

思うのですが「バイク乗り」という人種は、人生の中で、これ以上ない「無駄」を楽しんでいる気がします。

しかし、この「無駄」がとても気持ち良い。これがあるから、仕事ができる。

そして「バロン・ツーリング」に参加する「無駄好き」の仲間は、とても気持ちのいい奴らだと思います。

来年、もっと「無駄好き」が増える事を期待します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　桑っちょ