平成17年10月9日 プレジャーツーリング 国東半島

 

参加者 

グッチさん:スズキ GSX1300隼    Zキングさん:ハーレー なんとか

N本さん:カワサキ ZRX1200S     S廣さん:BMW R1100R

あゆみちゃん:カワサキ ZRX1200Sリヤ   I園さん:スズキ GSX1100刀

タムキンさん:ホンダ CBR1000RR     O村さん:カワサキ ZRX1200

  S松さん:カワサキ GPZ900Rニンジャ    桑っちょ:スズキ GSX750刀

  

10月に入り、すっかり秋らしくなった。

目が覚めると、外は涼しい・・・と言うより、寒いくらいだ。

前日から用意していたシャツに、もう一枚重ね着をして、夏の間着なかった・・・と言うより暑くて着られなかった皮パンと皮ジャンに身をかためる。

そして、朝の儀式。

750cc刀にメインキーを差し込んで・・・ギアをニュートラルにして・・・チョークを引っ張り・・・スターターボタンを押す。

チョークを引っ張っているので、エンジン始動と共に、タコメーターは3000回転を指す。

日曜日の早朝に、こんな高回転でアイドリングをするのは、ご近所に気が引ける。

素早くチョークを元に戻し、ギアを一速に入れ出発する。

エンジンが温まるまでは、スロットルは回さない。

10km〜20kmのスピードで、住宅街を走り去るのだ。


集合場所には、一番で着いた。

エンジンを切りヘルメットを脱ぐと、犬の散歩をしていた初老のおじさんが俺に話しかける。

「今からツーリング?」「私も、若い時にバイクに乗っていましたよ」「メグロってバイク知っていますか?」バイクって、不思議な乗り物だ。

バイクを間に置くと、バイク乗りのDNAを持った者が集まり、初対面でも話が進む。

静かな朝。俺とおじさんは、こんな会話を楽しみ別れたのだ。

とても、気持ちの良い朝だ。

今日のツーリングは期待できるかも・・・。

 

出発の時間が近づくと、続々と仲間達が集まって来る。

今回初参加のS松さんは、カワサキGPZ900Rニンジャで・・・。

そして、リーダーのグッチさんは新型の隼で登場。

ここから出発したのは、総勢8台9名でした。

何時もの様に、則松からスタートし、遠賀川沿いを直方に向かう。

直方から添田、英彦山と順調に進んだ。


今日のメンバーは、ハイペースな人達が多い。

隊列は間延びするが、それぞれのペースでしっかり走ってくる。

英彦山駐車場で一回目の休憩。

メッシュジャケット組みは、寒さに閉口している。

俺は、シャツを二枚重ねにしてきて正解だ。

S廣さんは、大型パニアケースからジャケットを取り出し、ジャケットの重ね着をしていた。

俺と張り合うくらいの寒がり屋さんだ。


休憩の後、今度は野峠を越え「道の駅 やまくに」で集合・・・と確認して出発。

「先頭組み」は素早くスタート。

その後を「それなり組み」が続く。

ここで、迷子が出てしまった。

最後尾を走っていた俺が、先頭組みに追いついたら、俺より前に走っていた2名がいない。

たぶん、違う道を進んだのだろう・・・仕方が無いので、とりあえず「道の駅 やまくに」まで行って、連絡を取る事にする。

R500からR496へ進む。

R496は走りやすいワインディング。

俺は、750cc刀の、ノスタルディクな走りを堪能する。

R212に出たら、左折して「道の駅 やまくに」に到着。


ここで、迷子の2人と連絡を取る。

1100cc刀で参戦したI園が持つ携帯はFOMA。

なかなか連絡が取れない。

やっと連絡が取れた時は、彼は「添田」とのこと。

「みんなを待たせるのは、申し訳ない」と言って、そこでツーリングを断念した。

ZRX1200のO村君は、N本さんの指示に従って、戻って来る事になる。

それを待つ俺達は、まったりとした時間を、ここで過す事になる。

一人で待つのは退屈だが、仲間が居れば、こんな時間もツーリングの一つの出来事。

自分達のバイクを眺めながら・・・話をしながら・・・ポテトを食いながら・・・ジュースを飲みながら・・・これもマス・ツーリング。

事故で怪我をしなければ、こんな事もツーリングの楽しいネタの一つです。

 

ここで、昨日から菊池でキャンプをしていたZキングさんから連絡が入る。

今、「九酔峡」とのこと。俺達と、「道の駅 いんない」で合流したいとのこと。

俺達も、ZRX1200O村君が来たら直ぐに出発する。


R212から県道28号線に入り、深耶馬渓を抜けR387を宇佐方面に左折する。

深耶馬溪の紅葉は有名だ。

しかし、まだ時期が早いようで、木々はまだ色付いていなかった。

R387は走り易く、良い道でした。

「道の駅 いんない」までは、何故か俺が先頭を走る事になる。

後ろから現行のスーパーバイクに、追いたくられながら走る750cc刀。

バックミラーに写る、ダンデムN本さんのZRXとリーダーグッチさんの白い隼。

引き離そうと思っても、それは無理な話。

いっそ、抜き去って俺を楽にさせてくれー!

 

「道の駅 いんない」には、キャンプ道具を満載したハーレーのZキングさんが出迎えてくれた。

ここで、メンバーが9名に戻る。

時間も遅れ気味なので、すぐに出発する。

R387から右折し、R213を国東方面に走る。

宇佐神宮の横を通り過ぎて、国東に入り、腹ペコが我慢できずに入った店は「ジョイフル」。

その時、時間は午後2時でした。

海の幸が豊富な「国東ジョイフル」のメニューは・・・やはり北九州と同じ。

ドリンクバーのサービスも同じ・・・。


美味しいジョイフルの食事を終えた時、時間は午後3時。

あまり遅くなると、帰りが辛くなる。

オレンジロードは断念して、国東半島の道を少し堪能した後、北九州に戻りました。

 

今回の国東半島ツーリングは、少し消化不良だったかもしれない。

しかし、迷子が出るツーリングは、マスツーリングならではの事。

事故以外の事は、全て楽しいネタの一つでしょう。

みんなで、ワイワイ騒ぎながら・・・写真を撮り合いながら・・・在り来りのジョイフルの飯を食いながら・・・コンビニのアイスクリームを食いながら・・・。

こんな時間を楽しめるのは、仲間がいるからです。

仲間との時間を楽しむ。

これが、プレジャー・ツーリングクラブなのではないかと思うのでした。

                                           by桑っちょ

 


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