2006.1.3 プレジャー・ツーリング 初走り“角島”
「2006年の“初走り”は、いつ行こうか?」こんな会話が、年末から繰り返しされていた。
そして、忘年会の席で、決行日は“正月3日”に決まり、行き先は“角島”とされた。
慌しく過ぎた年末、明けて元旦。
のんびりと家族で過ごすが、照準は3日に合わせていた。
しかーし、やっこも「行きたい!」と言い出した。
これは困った!
しかし、“一年の計は元旦にあり”ともいう。
これから先のツーリングを考えれば、ここで恩を売っておいた方が得策か…。
策士“桑っちょ”は考えた。
「仕方が無い、子供達も連れて行くことにしよう!」
「俺が、ミニで子供3人乗せていくよ!」
「お前は、久しぶりだから、BMWで行ったらいいよ!」(やさしいー)
参加者
瀬戸口さん |
:スズキ 隼 |
ノリノリさん |
:スズキ ジュベル250 |
やっこさん |
:BMW R1100R |
オスギさん |
:BMW R1150R |
シゲさん |
:カワサキ GPZ900R |
キンコさん |
:カワサキ ZRX1100 |
マッキーさん |
:ビュエル X−1ライトニング |
岡田さん |
:ホンダ CB1300SF |
タムキンさん |
:ホンダ CBR1000RR |
Zキングさん |
:カワサキ ZX12R |
小河さん |
:BMW R1100R |
桑っちょと3人の天使達 |
:ローバーミニ |
ツーリング当日、天気は晴れ。
“初走り”としては、最高の日となった。
僕のミニは、昨年手に入れた車。
日本車と違い、メンテナンスに気を使う車。
40年前から作り続けられ、その間、エンジンの排気量アップ、エアコンの装備など、改良が繰り返された、時代遅れの車です。
エンジンは、水冷OHC4気筒1300cc。
ギヤは、4速マニュアルトランスミッション。
サスペンションは、スプリングではなく、“ラバーコーン”というゴムを使ったものです。
古い車なので、アイドリングをしないと、走ってくれない車。
当日も、十分なアイドリングを行い、3人の子供達を乗せて出発しました。
集合場所には、すでに仲間達が、オートバイ(当たり前か…)で、集まっていました。
当然、僕も2輪で来るものと思っていた仲間達は…(まっ!いいか!)
全員が揃ったところで、ツーリングが始まりました。
今日は、山口方面のツーリング。
先ずは、R3を門司に向かいます。
二輪組みは、R3を進みますが、4輪組み(僕だけですが…)は、北九州都市高速で、門司に向かいました。
オートマチック車ではないミニは、ギヤチェンジが楽しい車です。
ドアが付いて、屋根が付いた、オートバイのように走っていきます。
高速を降りて、関門トンネルに向かう手前のコンビニで、子供達に朝食の“おにぎり”を買いました。
ついでに、仲間達に、温かい肉まん、あんまん、などなど人数分買って行きました。(4輪だから出来る技)
トンネル入り口に着くと、案の定、仲間達は凍えておりました。
それにしても、皆さん元気です。
僕は、こんな寒い中、とてもとても、バイクでなんて走れません。(あー、暖房付きで良かった!)
凍えている仲間達に、温かい肉まん等を差し入れました。(きっと、僕が、天使に見えた筈)
ここで、リーダーと岡本さんと合流して、総勢12台でのツーリングとなりました。
トンネルを潜り、山口に入ると、角島目指して走ります。
今回は、山道は避け、日本海側の海岸線を進んで行きました。
走りながら、左側に見る日本海は、見るからに“冬の海”でした。(冷たそうー!)
角島に着いたのは、昼前。
バイク組みは、車を追い抜きながら走って行きましたので、角島大橋を渡ってから、携帯で連絡。
「角島の端の、展望台に居るとのこと」。
子供達を乗せたミニは、皆がいる展望台に向かいました。
展望台で皆と合流した後、“道の駅 角島”で昼食を摂りました。
海の幸を使った定食等、沢山のメニューがありましたが、子供達も僕も、温かい“うどん”を食べました。
昨日まで、正月料理を食べていたので、あっさりとした“うどん”はとても美味しかったです。
食事が終わったら、角島大橋をバックに、集合写真を撮りました。
駐車場に、ずらりと並んだバイク&ミニを写真に撮る。(結構、大変でした)
写真を撮り終わったら、もう少し足を伸ばして、“秋吉台”に向かいました。
皆、右に左にバンクさせて楽しんでいる。
僕のミニも、エンジンを唸らせて、後を追いかける。
4輪では、こんな道は楽しめないのでは…と思いきや、以外にもミニは、コーナーが楽しい。
パワー不足は仕方ないが、コーナーを“クイッ・クイッ”と曲がってくれる。(結構、ツーリングが、楽しめるじゃない!)
秋吉台の駐車場で、休憩。
高速を使うか、下道で帰るか話し合うが、多数決で“下道”と決定。
美祢を抜け、
僕は、渋滞に巻き込まれ、一番後ろを走っていた。
バイク組みは、遥か彼方に見えなくなっていた。
所詮バイクと車、諦めムードで走っていると、ある交差点で仲間達数名が待っていてくれた。(俺は、そう思っていた。)
ところが、俺が交差点を過ぎても、仲間達は走ろうとしない。(????…)
どうしたのだろう?
車を路肩に止めて、仲間達の方に歩いていった。
なんと、マッキーが、交差点の砂にリヤタイヤを滑らせて、転倒していたらしい。
怪我は無いようだが、ステップが…。(マッキー、ご愁傷様!そして、2006年、ネタ第一号ありがとう!)
ここから先は、再び渋滞の中を進み、関門トンネルを潜り抜け北九州に上陸後、都市高速を使い、レッド・バロン八幡店にて解散となりました。
“2006年 初走り”。
マッキーにとっては、痛い走り始めとなりましたが、ツーリングとしては、天気に恵まれた楽しい一日でした。
今年も一年、怪我をせずに(“ネタ”範囲で…)、楽しく走れたら…と思うのでした。
次は、バイクで…
by 桑っちょ
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