2006.6.11 プレジャー
最近のプレジャーは、メンバーの技量が上がり、スポーツツーリングになっている。 選択する道も、高速コーナーが連続するコースを選んで走っている。 そんなツーリングも悪くない。 しかし、そればかりだと…リーダーの隼が有利だ。 そこで、一策を考えた。 |
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参加者
リーダー |
: スズキ 隼 |
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K崎さん |
: カワサキ GPZ1100 |
87さん |
: カワサキ ZRX1200 |
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タムキン |
: ホンダ CBR1000RR |
たかさん |
: カワサキ ZRX1200S |
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O田さん |
: ホンダ CB1300 |
おすぎ |
: BMW R1150R |
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ぴょん吉 |
: スズキ GSX1400 |
Y木さん |
: BMW R1150GS |
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N西さん |
: ヤマハ フェザー |
E崎さん |
: カワサキ ZZR600 |
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K本さん |
: カワサキ GPZ900 |
OTIさん |
: ヤマハ Vmax |
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桑っちょ |
: BMW R1100GS |
(車組み |
: Zキング&小Dさん) |
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「お散歩ツーリング」として、メンバーの参加を募った。
俺の企みを知らないメンバーが、リーダーを筆頭に集まってきた。
「ふふふ・・・今日は、愛車BMWの走行性能をたっぷりと拝ましてやろう」
集合場所から、小石原道の駅に向けて走り出す。
遠賀川の土手を軽快に走っていたら、87さんが急に左ウインカーを上げて停車した。
そして、「先に行ってくれ!」と手で合図していた。
87さんのZRXは、K崎さんが乗っているような旧車でもないから、バイクには問題ない筈。
古参の彼が、道に迷う筈もない。
きっとすぐに追いかけてくるだろう。
俺達は、そのまま小石原に向かって走り続けた。
小石原の道の駅には、O田さんが待っている筈。
駐車場に入ると、見慣れた青のCB1300が一台置いてある。
しかし、O田さんの姿が…あれ?バイクの傍らにしゃがみ込んでいるのは?
なにやら、マフラーを…なんかしている。
近づくと、マフラーを針金で括り付けているではないか。
ここまで来る間に、マフラーステーが折れて、落ちかかっていたらしい。
しかし、不思議なのがこの針金。どこで調達したのだろう?いつも持ち歩いているのか?
俺の謎は、解決せぬまま、O田さんの応急処置が済み次第、出発したのでした。
小石原からは、宝珠山を抜けてファームロードに向かいました。
途中、日田のローソンで3人の仲間と合流。
ここで、今回の参加者が全員揃い、いよいよファームロードに進む事になりました。
(遠賀で別れた87さんからは、体調不良の為リタイヤの連絡がありました)
ファームロードは、いつ走っても気持ちの良い道です。
ついつい右手に力が入ってしまい、スピードも出てしまいます。
特に、今日は、信頼度の高いBMWでしたので、コーナリングも気持ちよく走る事が出来ました。
皆も、きっと楽しめた筈でした。
しかし、二人だけは…。
その二人とは、リーダーとK崎さんでした。
先ず、リーダーですが、オーバースピードで対向車線を越えたらしいのです。それも、タイヤから煙を吐きながら…。
そして、旧車乗りのK崎さんは、なんだか分からないけれど、コーナリング中のバイクが安定せず苦労していたようでした。
黒川で、給油をした後、産山の「山水亭」に向かいます。
黒川から、瀬の本に出て、やまなみハイウェイを阿蘇方面に進みます。
そして、県道40号を左に入り、“池山水源”を目指して進む途中に「山水亭」はあります。
11時開店のこの店に、予定より早く(開店前)到着しました。
すると、あれ?Zキングさんじゃない。
体調不良でバイクに乗れず、今回のツーリングは欠席でした。
しかし、余程悔しかったのでしょう。
彼女と二人で、車で待ち伏せしていたのでした。
山水亭では、開店と同時に店に入り、それぞれが注文をする。
もちろん、殆どのメンバーがオムライスを頼みました。
出てきたオムライスは…フワフワの卵がのった大きなオムライス。
朝食抜きで走って来た胃袋に、きれいに入ってしまいました。
山水亭を出て、バイクで5〜6分の所に“池山水源”はありました。
名水100選に選ばれているこの場所は、果たして、どのような所なのか?
駐車場にバイクを止め、少し歩くと、木々に被われた所に、綺麗な水が…。
とても涼しく、静かで、気持ちの落ち着くような所でした。
ツーリングに来て、チョッと立ち寄るには絶好の場所かと思いました。
さて、ここから先が「お散歩ツーリング」の本番です。
やまなみハイウェイまで戻り、そのまま県道40号線を満願寺温泉方面に進みます。
そうです、旺文社ツーリングマップルでの黄色い道です。
センターラインの無い、道幅が狭いクネクネした道を走りました。
先頭は、俺のBMW。
その後を、リーダーの隼が…案の定、だんだんとミラーに写る姿が小さくなる。
そう、これが今回の狙い。
細くクネクネした道では、さすがのハイパワーバイクも、そのパワーを封印されてしまう。
そして、こんな道は、BMWの最も得意とするところ。
容赦なく、俺はどんどん先に進みます。(我ながら、意地が悪いと思いました。でも、ヘルメットの中の顔は…へへへ…!)
満願寺温泉を通過して、R212に出たら、小国方面に進み、R387を中津江方面に進みます。
そして、“鍋ヶ滝”で休憩。
駐車場から、滝までの急坂を下って行くと、滝が見られます。
この滝は、さほど大きくは無いが、滝の裏側にも回れる珍しい滝です。
松嶋奈々子が出た、お茶のCMに使った場所でもあるそうです。
滝の見学を終えたら、瀬の本まで戻り、やまなみハイウェイから県道40号線で筋湯温泉に進みます。
この道も、比較的道幅の狭いクネクネ道。
先程と同じように、BMWの得意な…そして、後続を引き離せる道でした。(完全に、俺の作戦勝ちです)
筋湯温泉では、立ち寄り湯を頂きました。
料金300円。
ちなみに、足湯はタダでした。
温泉に浸かり、ツーリング気分も最高潮になったら、玖珠に向けて出発。
再び、県道40号線のクネクネ道を進みます。
そして、一人でツーリングに行った時に探しておいた、とっておきの道…県道680号線(またしても黄色い道)で宝泉寺温泉方面に向かいます。
「ハハハ…!」BMWの完全勝利となりました。
この県道680号線を走り終わり、R387からR210で玖珠に進み、玖珠からは、県道43号線で山国。
山国からは、英彦山野峠を越えて、北九州に戻りました。
今回のツーリングは、距離にして350km弱だったと思います。
しかし、旺文社ツーリングマップルの黄色い道を盛り沢山走りましたので、皆さまの疲労度は…。
「こんな道ばかり、走らせやがって!」と聞こえてきそうですが、ファミリーカーも沢山走る道を、高速で走るツーリングとは違い、
比較的車も少ないマイナーな道を楽しむのも、バイクツーリングの楽しみ方の一つではないかと思い、皆様にお付き合いして頂いたツーリングでした。
ツーリングの楽しみ方は、いろいろ。
大型&ハイパワーなバイクが、すべてではない。
そうじゃないバイクでも…そうじゃないバイクの方が、楽しく感じられるツーリングもあるのだと。
そんな風に、僕は思うのです。
そして、「そんな楽しみ方も、プレジャーはやっているのだよ!」と、まだプレジャーで走っていない方に伝えたいのです。
プレジャー・ツーリングは、どなたでも参加OKです。
興味が少しでもあるならば…ほんの一歩ふみ込んで、“こちら側”にいらっしゃいませんか?
by 桑っちょ
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