2009.2.11 プレジャー・ツーリング 島原

 

参加者

リーダー

: ハーレー なんじゅらキング

 

K崎さん

: カワサキ GPZ1100

たかさん

: カワサキ ZRX1200S

 

パフォーマー

: BMW R1100R

ノリノリ

: ヤマハ TRX850

 

ガリバー

: ヤマハ フェザー

2号

: ヤマハ フェザー

 

Cバッター

: ホンダ CBR600

アラーキー

: ヤマハ TDM900

 

まことさん

: カワサキ ZRX1100

桑っちょ

: カワサキ GPZ900Rニンジャ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


久しぶりの長距離ツーリングで、朝の目覚めも普段より良かった。

まるで子供が遠足に行く日のように…

今年は、例年に無く暖冬だとはいえ寒さに滅法弱い俺は、やはり何重にも着込んで家を出る。

今日の相棒は、900ニンジャ。

前日にバッフルを外しておいたマフラーからは、いつになく太い音が響く。

集合場所には、すでに4人の仲間達が居た。

その中に、本日欠席する筈のメンバーが3人。

しげさんと、キンコさんと、ノリノリ君だ。

ノリノリ君は、本日お腹を壊したよう(もちろん仮病)で、仕事を休んでの参加。

しげさんとキンコさんは、お見送り隊。(参加出来なくても、気になる気持ち…分かります)

その後、続々と仲間達がやって来て、お見送り隊合わせて総勢13名が顔を揃えた。

全員が揃って、コースの確認を行い出発する。


R3から遠賀川沿いを直方方面に進む。

気温が上がっていないので、ヘルメットの隙間から入る風はまだ冷たい。

今回初参加のまことさんは、皆のペースが速いので、チョッと驚いているよう。

引き離されても、最後尾が拾っていくので、心配しないで自分のペースで楽しむように話す。

気持ちよく走るのがプレジャー・ツーリング。

人それぞれ、気持ち良いと感じるペースが違う。

マスツーリングで皆が楽しむ為には、この問題をどうクリアーするべきなのか…

とにかく事故があっては、せっかくのツーリングが台無しである。

 

R200に出たら、飯塚方面に進む。

ここで、久しぶりに参加したパフォーマー末が、皆に火を付けた。

最後尾組みであったのに、いきなりの加速。

あっと言う間に姿が消える。

その後を、我も我もと加速して行く。

取り残されたのは、新顔のまことさんと俺。

「まっ良いか…」

「どこかで待っていてくれるだろう」

そのうち、有料“冷水トンネル”の標識が見えてくる。

「そう言えば、有料を通るか通らないか聞いていなかったな…」

「たぶん、誰かが待っていてくれるだろう…」

しかし、分岐点には誰の姿も見えない。

俺達2人は、道の流れに従い、迷わず有料“冷水トンネル”へ進む。

「きっと料金所出口で待っていてくれるだろう…」

しかし、料金所にバイクは1台もいなかった。

「しまった!有料ではなかったようだ」

俺達は本隊とはぐれてしまった。

しかーし、考えたら具雑煮の店は俺しか知らない。

という事は、はぐれたのはあいつ等の方だ。

料金所を通り過ぎ、先を進むと、たかさんからTELが入る。

やはり、俺達の方が先を走っていたようだ。

そして、R3沿いのコンビニで待ち合わせする事にする。

コンビニでおにぎりを食べて待っていると、あいつ等がやって来た。

再び全員が揃ったところで、R34号線を目指して走り出した。


R34(長崎街道)は国道ではあるが、ローカルな雰囲気のある道。

生活感が漂う、片側1車線の道。

センターラインに何かフラフラしている物体が…

近づいていくと、それは白いタオルを首に巻いて自転車に乗ってくるじっ様だった。

「あぶねー!」

そして、さらに進むと…

ホンダのカブに乗ったじっ様がいた。

そのカブ、かなり使い込んだ年代物のカブ。

タイヤも細いし、リアサスなんか錆で色が変わっている。

乗っているじっ様のヘルメットなんか、昔の半キャップで、白いメットがクリーム色に変色している。

きっと、このカブは仕事の相棒として使っていたのだろう。

簡単に追い抜くのも勿体無い感じで、しばらく追走してしまいました。

R34からR207に入ると、去年多良まで走った見覚えのある道。

有明海を左手に見ながらの多良通りは、ただ走り去るにはもったいない道。

ペースを落として、ゆっくりと景色を楽しみました。


R207からは、R57、雲仙グリーンロードへ進みました。

このグリーンロード。

その名の通り、路肩にグリーンのコケがあるタイトコーナー連続の楽しい道でした。

グリーンロードを抜けると、県道58号線。

この58号線は、ファームロードを思わせる、高速コーナー連続のこれまた楽しい道でした。

一人を除いては…

その一人とは、ハーレー乗りのリーダーです。

でかい車体で、皆について走るのは辛かったよう。

その上、コーナー出口に止められていた農作業中の軽トラに危うく衝突か…

リヤタイヤから白煙を巻き上げながら、車体を左右に振って回避行動をとったようです。

どんなバイクに乗っても、危険を引き寄せる体質のようです。


具雑煮は、島原城目の前にある姫松屋に入りました。

ちなみに、「具雑煮」とは島原半島地域で正月などに食べる独特な雑煮のこと。

この「具雑煮」の由来は、寛永14年(1637年)の島原の乱のとき、一揆軍の総大将であった天草四郎が3万7千の信徒達と共に原城に籠城した際、農民達にもちを兵糧として貯えさせ山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊き,栄養をとりながら約3ヶ月も戦った時のものが始まりと言われているよう。

「具雑煮」の温和な味は島原の郷土料理として有名だそうです。

この店は島原城の目の前でもあり、大勢の観光客であふれておりました。

店に入り、待ち時間を聞くと、「30分以上ですー」と言われましたが、ここまで来て食べずに帰るわけには行きません。

番号札を頂き、待つ事30分以上。

二階の部屋へ通され、各自注文をする。

俺は、具雑煮定食(1700円)を頼みましたが、餅が苦手な奴が数名。

苦手では仕方が無いが、ここまで来て雑煮以外のメニューを注文しなければならないとは、カワイそうー!?

雑煮の餅は、食べ易い小さな餅が5個。

具雑煮と言うだけあり、具沢山で汁も美味しかったです。


具雑煮を食べ終わったら、有明フェリーに乗るべく出発する。

フェリーの時間は…ギリギリ。

気は焦るが、渋滞が…思うように進まない。

フェリー乗り場に着いた時…フェリーが岸壁を離れた瞬間でした。

次のフェリーまでは40分待ち。

さて、どうする?

僕の頭の中では、フェリー乗り場でゆっくりと休憩…

しかし、メンバーの考えは違いました。

「諫早まで戻って、高速で帰ろう」と言うではありませんか。

「諫早…?」

九州地図が頭の中で浮かびます。

「遠くないか…?」

しかし、多数決では仕方が無い。

東に向けてフェリーに乗る筈が、渋滞しているR251を西に進む。

諫早ICからは須恵PAまでフリー走行。

高速へタレの俺は、新人まことさんと法定速度+αでゆっくりと走って帰りました。

 

今回のツーリング。

久しぶりの長距離ツーで、「腹いっぱい走ったー」という感じです。

有明海を眺めながらの多良通り。

タイトコーナーの雲仙グリーンロード。

高速コーナーのある県道58号線は、かなり楽しめました。

食の方では、去年から食べてみたかった“具雑煮”が食べられ、これも大満足。

次は何処に行こうか…次回のツーリングが楽しみです。

 

by 桑っちょ


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